【本】『死にたいけどトッポッキは食べたい』自分を好きになれない方におすすめ!!
みなさま
こんにちは。
つき子です🌛
最近いかがお過ごしですか?
今はコロナで結構騒がれていますね。
旅行も行けないし、人とあまり触れないようにして、触るものには気を使って、
すごく神経質になりますね...
私は今大学生で春休み中なのですが、学校でのイベントだったりサークルだったり
が中止になってしまいせっかくの春休みで色んなことをしたかったのに
なかなか動けなくて困っています。
だからこのブログを始めたっていうのもあるんですけどね。
まあ、それは置いておいて。
さて、皆さん。
これを読んでくださっている皆さん。
いきなりですが自分の事、好きですか?
自分の容姿だったり自分は仕事が出来ているのか、出来ないのかだったり、
自分を誇りに思えていますか?
すごい偏見になってしまうのですが、
日本人って結構自分の事好き!!って自信を持って言っている人、少なくないですか?
あの顔になりたいとか、あの体型になりたいだとか、あれくらいお金稼ぎたいだとか、
私の中で日本人というのは本当に真面目過ぎて完璧主義なんですよね。(誰目線)
0か100か、できるかできないか、みたいな風潮で間の50は認めてもらえないような。
接客なども全部マニュアル通りで一言一句全部覚えさせられて。
ちょっとでも違うと指摘されて。
そうなってくるとなかなか「自分はできる人だ!自分の事好きだ!」とは言えないですよね。
さらに集団意識も強いので出る杭は打たれる、みたいに周りと同じになるように
必死に食いついていかないといけない、とか出しゃばり過ぎてはいけない、
常に周りの様子を伺って、比べては自分の悪いところだけが目立って見えちゃって。
こういう風潮って日本だけでなく、お隣の韓国でもあるんですよね。
韓国の方がむしろ強いくらい。
そんな社会に向けて結構衝撃的な作品が送り出されたのですが、
それが
パク・セヒさんの
『死にたいけどトッポッキは食べたい』です。
すごいタイトルですけど、イラストはゆるい感じで可愛いですね。
女子向け!って感じでしょうか。
こちらの本の内容は、気分変調性障害にかかった著者の治療記録をまとめたものです。
先生との対話が主に書かれています。
著者の悩み事がされけ出されているのですが、これに共感できる人は多いのでは
ないでしょうか。
しかしその悩みを聞いてからの先生のアドバイスや解説が的確で、
「自分って今まで考えすぎていたんだ」とハッとさせられることがありましたね。
冒頭でも言いましたが、理想の体型や美貌、仕事ができるできないに
取り憑かれて必死にもがこうとするもやっぱりカロリーが高い美味しい物は食べたくなっちゃうような、
自分のことが嫌いで変わりたいのにどこか許してしまっている、諦めがチラッと
見えているそんな0か100の間で生きている悩める人にぴったりな本になっています。
実際私もバイトや学業、人間関係などすべてがうまくいっていなくて
「私は何もできない人間だ...」と自己価値観が低くなりすぎてうつ病を発症するまでになってしまいました。
しかし、病院で見てもらったりこの本を通して
「自分って考えすぎていたんだ、極端だったんだなぁ」とそこで初めて気がつけたのです。
必要以上に周りの言葉に振り回されていたのです。
そしてこの悪循環に陥っているのは絶対に私だけではない。
この日本なのだから、と思いこの本を本当にオススメしようと思ったのです。
毎朝通勤ラッシュで満員電車に揺られて疲れきっている顔のサラリーマンやOLの
皆さんを見ると心が痛んでしまいます。
必要以上に自分を責めていないか、自己嫌悪がひどくなっていないか、
悩むことに時間を取られすぎていないか、ちょっと疑問に思った方は
ぜひこちらの本を。
とても読みやすいです。
つき子🌛