うつとイライラ、『生きてるだけで、愛。』
こんにちは
つき子です🌛
本当は3日前にクリニックの予約をしていたのですが、
すっかり忘れていて行けなかったです。
でもその後コンタクトを取ることもなく。
担当医には申し訳ないのですが、本当にクリニック行きたくなくて。
先生がちょっと苦手で。笑
また新しい病院で診てもらうのもめんどくさくて
前より症状ひどくなってないからもうこのままでいっかな、なんて思ってます...
本当はダメですよねー。
でもあの先生を頭に浮かべただけですっごくイライラしてしまうんです。
うつになって病院で診てもらうようになってから確実にイライラが増しました。
うつが一番ひどい時はもう感情も生み出せない状態なので、
ずっとずーーんって感じで、体中に重りがついていました。
しかし、薬を飲み続けてだんだん体が軽くなってうつの症状が出る日も
少なくなってきたと共にイライラすることが多くなってきたのです。
イライラする余裕が出てきたということでしょうか。
でもうつになる前と比べると「こんなことで普通イライラしないだろう」と自分でもわかるくらいの些細なことでもイライラしてしまいます。
駐輪場でうまく自転車を停められなかった時、駅でチャージしてるときにお札がなかなか機械に入ってくれなかった時、電車で降りたい時にドアの目の前にいる人が動いてくれない時、
他にも色々ありますが。
家族にもイライラしてしまいます。
でもそれを「感情にコントロールされてしまっているようだね」と言われて余計にイライラします。笑
イライラの原因はお前らだろ!!と。
私はイライラした時や、うつがひどい時に必ず思い出す映画があるのですが、
それは『生きてるだけで、愛。』という映画です。
趣里さんがうつ病を患っている無職の女性、寧子(やすこ)なのですが、
普通の日常を送っているだけなのにちょっとうまくいかないことが重なってどんどんイライラして暴走してしまう様子にとても共感できました。
ただでさえ動くことにエネルギーが必要なのに、うまくいかなくなるとそこまで気を回すことはできないよ!!と思っちゃうんですよね。
そしてちょっとの失敗をどんどん自分のせいだと責めてしまうんです。
寧子は元々破天荒な人柄で、最初は「この人危なっかしいな」となかなか共感することはできないのですが、彼女がどれだけもがいて頑張っているのかを見ていくうちにだんだん共感に変わっていきました。不器用なりに頑張ろうとしている時に限ってショックな事と重なってしまって「あー、寧子...君は悪くないのに(泣)」と心が痛くなります。
何かと自分が落ち込んでしまうのは自分のせいではなく、偶然が重なってショックな事が起きてるのだとこの映画を観てから思うようになりました。
「相手が不機嫌なのは自分のことが嫌いなのではなくて、たまたま疲れていただけ」とか
「自分の周りの人達が自分と比べてうまくいっているように見えるのは見えているその分野だけ。自分は出来損ないではない!みんな人間なんだから誰しも苦手な事も必ずあるはず。」とか考えるようになりました。
この映画はうつじゃない人にもオススメです。
うつの人と関わっている人、関わっていない人にも。
人は全て完璧に生きることはできなくて、みんな不器用な部分があり、偶然嫌なことが重なってくることだってあるという事に改めて気づくことができます。
この映画はNetflixで現在配信されていますのでよかったら。
つき子🌛